トランジッションについて
暖地型芝ベースの芝地にウインターオーバーシード(寒地型芝を播種)が実施してある場合、春(暖地型芝が緑になり始める時期 [※1] )から梅雨時期にかけて、寒地型芝→暖地型芝への移行(トランジッション)がスムーズに行われるように補助をする管理が必要です。
[※1] 地域、その年の気候により変わります。

ポイント
散水:少なく
刈込:寒地型芝を傷め、根元の暖地型芝に日光を当てるために低刈り(刈高10~15mm)で、1週間に1回程度の頻度で行います。
どうしてもうまくいかない場合…
除草剤(暖地型芝は枯れず寒地型芝は枯れる製品)の散布が有効です。
ご注意ください!
トランジッションを始めるべき時期には、寒地型芝は非常に綺麗です。しかし、綺麗だからと言って刈高を長めに維持したり、刈込み頻度が低すぎたりすると、暖地型芝に日光が当たらず、育成障害を起こし場合によっては枯れてしまうことがありますので、ご注意下さい。